■ 冷房時は冷えた排気ダクトで床下を冷やし、かつ熱交換器で排気を冷やして床下に給気
■ 熱交換器で外給気の湿気を回収して屋外に排気。除湿された外給気が床下に給気
■ 地熱と排気熱で冷やされたベタ基礎コンクリートの効果で床下温度は安定し、健康で快適な室内環境
■暖房時は、温かい排気ダクトで床下を暖め、かつ熱交換器で排気熱を回収して床下に給気
■熱交換器で排気から湿気を回収し、これで給気を加湿する。冬の過乾燥防止に有効
■地中熱と排気熱で暖められるベタ基礎コンクリートの効果で、床下温度は安定し、健康で快適な室内環境です

トイレや洗面所などのヒートショックが少ない
床下が室内温度に近いので、床暖房も不要
高性能フィルターで新鮮空気を取り込む
床面からの排気とともに押入他、クローゼットも換気
高い熱交換機能で、熱損失を大幅に減少
家計にやさしいエコ換気
本体を床下に設置するため、室内が静寂
排熱を利用した空気を1回の床面から給気をするので、冬の給気口からの冷感が少ない
外部給気と床面排気のために、フィルターの清掃・維持管理が容易
外壁に給・排気を開けないので、外部の騒音や雨漏りのトラブルが少ない(劣化リスクの提言)
→ 花粉を99.8%除去する高性能フィルターを採用
→ 室内空気汚染濃度が高い床面から排気することで汚染物質を効率よく除去します
→ 排気ファン本体を床下に設置するので、ファンからの風切音が気になりません
→ 全熱交換器で換気による冷暖房消費エネルギの最小化
→ 冬暖く夏涼しい床下地中熱を利用する事で省エネルギー換気を実現
→ 外気の取り入れを床下から行うので、壁面から給気するタイプよりも雨水の壁内浸透の心配が無く、外の音も気になりません
→ 給気のフィルタを外部に設置するで維持管理が容易です
※ 赤い点線と→が空気の流れになります
新鮮な外気を床下に取り入れます。 花粉を99.8%除去する花粉フィルターを採用しています。日常のメンテナンスは、家の周りの環境によって差がございますが3~4ヶ月をめどに中性洗剤を入れた湯で漬け置き洗いをして頂きます。 販売価格は、送料込みで\3,150(税込)と経済的です。
外気は高性能フィルターを通しファンで床下に給気します。第1種換気でありながら、各居室までの給気にはダクトを使用しないので、第1種換気の弱点でもある、給気ダクト内の汚染の心配がありません。
ダクトは排気のみです。ダクト内部で汚染された空気がそのまま室内に給気されることはありません。
VOCや埃は全て空気よりも重いために排気は床の排気口から行うのが理想的です。「ECO換気システム」でも居室、洗面室・、納戸・押入れ・下駄箱及びトイレなどの床面から効率的に排気します。
住宅用としては最も大面積の熱交換素子を装備しており、高い全熱交換(温度・湿度の交換)率があります。 更に室内から排気される空気はアルミダクト内を流れるので、床下空間内では、若干ながらも熱交換を行い、エネルギーの無駄がありません。
排気はチャンバーで一ヵ所に集約され排気口から外部に排気されます。この排気を空調機の室外機に直接吹き付けます。これによって室外機は冬は暖められ夏は冷やされることによってヒートポンプの熱変換効率を高める事も可能です。 積雪のある寒冷地では排気される熱をドアの前に吹き付けることで若干の融雪効果もあります。

冷暖房時に換気をすると、室内を暖めた(冷やした)エネルギーを捨てる事になります。
ですから、換気で汚れた空気だけを排気し、エネルギーは交換(捨てずに回収)するのが、無駄のない効率の良い換気といえます。
次世代省エネルギー基準の断熱性能の家で、熱交換をしない第3種換気システムだと、換気による冷暖房エネルギー損失の総冷暖房のエネルギーに対する比率は16%にもなります。
換気による冷暖房エネルギーのロスを、全熱交換器型の『Eco』換気システムでは、総冷暖房エネルギーの6%程度に抑える事ができます。
熱交換型の換気システムには、熱のみを回収する顕熱交換型と、湿気などの水蒸気を回収する潜熱交換型の2種類に分けられます。
欧州では前者の顕熱交換型が普及しているのですが、これは年間を通して比較的適度な湿度環境であるので温度の調整だけで快適な室内空間となるからです。一方、日本の夏は蒸し暑く、冬は過乾燥となるので熱だけでなく湿度のコントロールが必要ですので、潜熱交換型を推奨します。
→ 冬は寒いが湿度が高い。
→ 夏は暑いが湿度が低い。
熱のみを回収する顕熱交換型換気が適します。
→ 冬は寒くて湿度が低い。
→ 夏は暑くて湿度が高い。
熱と湿気を回収する全熱交換型換気が適します。
東京の夏はパリの夏より湿度が高く、冬は乾燥てしてします。
換気には全熱交換型が適しているのが分ります。(右図 参照)